優位性 - スキャルピング道

優位性

トレーディングにおける「優位性」とは、トレード戦略全体の勝算のことです。

優位性があるトレード戦略では、個別の取引の勝敗は安定せず一見ランダムのようであっても、ある一定回数のトレードをこなした後には、口座残高が着実に増加していきます。

しかし<優位性があること=勝率が高い>ということではありません。

非常に勝率が高い戦略でも、一回の負けトレードでそれまでの利益を吐き出してしまうような戦略には、優位性があるとはいえません。たとえ勝率は低くても、利益率の大きい戦略なら、長い目で見て利益が見込めるわけです。

また、「戦略に忠実に従えば利益は自然とついてくる」という思考は、トレーディングというゲームを心理的に容易にします。この点が優位性を理解する者の強みです。技術的に優位に立てれば、精神的にも優位な立場でトレードできるのです。

しかし相場において、利益をもたらし得る優位性を見つけることは並大抵のことではありません(多くのトレーダーはそれ以前に、守るべき規律・ルールをもっていないため、優位性のある戦略を知っていても勝てない)。

一般的なトレーダーは過去データを検証することである程度優位性の有無を確認できますが、スキャルピングのような超短期トレードの場合は、毎日のトレード経験、その蓄積からヒントを得ていくことが主体となります。


2008.12.30