VWAP(出来高加重平均)
VWAP(出来高加重平均)はマーケットスピードではティックチャートで表示されます。
株価がVWAPより上にあるときは買い方が優勢、下にあるときは売り方が優勢、という単純な見方ができる一方、そこを抜けないときには支持線・抵抗線として機能します。
寄り付き後株価が急騰しVWAPと株価の乖離が広がっていく場合、その後押し目としてVWAPが機能することがあります。例えばVWAPが500円近辺にあり、株価が520円ぐらいまで成行で買われて急騰している場合、節目の株価である500円が支持線として機能する可能性は高いと考えます。少なくともいったんは下げ止まり一時的にせよ反発する展開を考慮して、502円なり503円なりで買いの指値をしてみます。株価が急落してきて首尾よく約定すれば一時的な割安感から買い戻され、その勢いを利用してただちに数円の利食いでスキャルピング完了、という寸法です。
まあこれほど明快に事が運ぶことは少ないですが、この手法は銘柄による相性も大きいので、株価とVWAPの乖離幅がどれぐらい広がると機能するのか(しないのか)等色々検証してみてください。
日経225先物での応用
売りの場合も同様です。例えば日経225先物のVWAPが12000円で先物価格が11920円まで下落している場合、11970円〜11990円で売ります。指値まで価格が戻らず再下落されるのも悔しいのでそのあたりはナンピンも考慮して柔軟に構えます。
私の感じとしては、日経225先物では買いよりも売りのほうがしっくりくるような気がしています。注意すべき点は、十分な急落幅と戻り幅を確認して仕掛けることです。トレードする時間帯については、後場は海外市場などの外部要因や日本の指標が発表されることがあるため、前場の寄り付き後1時間以内がお勧めです。
株式の急騰後押し目狙いのスキャルピングは、急落以外は手を出さないほうが無難だと思います。日経225先物の売り手法はスキャルピングにしては腰をすえてじっくり売るといった感じになります。
2008.04.01