ボラティリティ - スキャルピング道

ボラティリティ

スキャルピング(デイトレード)において、ボラティリティが高い投機対象をトレードする、ということは非常に重要です。具体的に「ボラティリティが高い」ということは、

(1).「買いたいときに現在価格に近い水準で買える(売りたいときに現在価格に近い水準で売れる)」ことであり、

(2).日中の値幅(価格変動)が大きい(激しい)ということです。

(1)について。例えば、相場のスピードが速く、成行注文で対応せざるを得ない状況では、ボラティリティが低い投機対象の場合、注文を発注した時点の価格と実際に約定した価格との差が大きくなる危険があります。この価格差は余分なコストであり、縮められるに越したことはありません。

(2)について。スキャルピングでは、相当程度上・下に激しく動く投機対象でなければ、ポジションを取ってからすぐに含み益(あるいは含み損)の状態になり得ません。その意味で日中の大きな値幅が確保されていることは大変重要です。


FXのボラティリティ

ドル・ユーロ・円・ポンド・スイスフランは常時流動性が確保されている通貨です。

中でも価格変動幅が大きいポンド絡みの通過ペアは、スプレッドが広いですがスキャルピングに向いています(ポンド円・ポンドドル・ポンドスイスフラン等)。


個別株のボラティリティ

個別株の場合、ボラティリティが確保されているかどうかは、板とチャートを見れば判ります。まず流動性の面では板です(またはティックチャート)。それぞれの注文板に充分な数量の注文が入っていて、価格がとぶことなくきれいにそろっていれば◎

そして値幅の面ではチャートを見れば一目瞭然です。ただ、値動きが一方通行の銘柄は順張り派には好ましくても、逆張り派にとっては反転ポイントの見極めが難しいと思いますので、上下動が激しいIPOやその時々の相場のテーマになっている活況銘柄をトレードするべきだと思います。


日経225先物のボラティリティ

日経225先物の場合、流動性という意味ではボラティリティは常に確保されています。ただ、日中の値幅は必ずしも十分でなく、動く日は200円も300円も動きますが、動かない日は40円50円ということもあります。

スキャルピングの観点からは、日中の値幅が十分にない日が多いのは大きなマイナスで、毎日同じアプローチで臨むのは無謀だと思います。例えば、大幅に窓をあけた日だけトレードするとか、価格変動の大きな日に、十分に値幅を取れるようなアプローチが必要かもしれません。


2008.06.22