マネーマネジメント - スキャルピング道

マネーマネジメント(資金管理)

ルール@ : 決して金を失うな

ルールA : ルール@を忘れるな


世界三大投資家の一人、「オマハの賢人」ことウォーレン・バフェットの投資ルールです。まずは相場で生き残ることを考えろ、ということですね。

トレーダーにとって一番大切なものはトレード資金です。何回負けが続いても、資金があればまたやり直すことができるわけですから。

その意味では、およそ何回連続で負けることができるのか、想定される最大損失額はどれほどか、ということはあらかじめ考えておく必要があります。

ただ、マネーマネジメントには、トレード経験を積んでいく中で少しずつ形作られていく熟練の要素という面もあるので、最初のうちは口座が破綻しないように小さい金額でトレードすることに集中しましょう。

それに慣れてきたら、今度は賭け金を上下させることにチャレンジ。これを巧く実践できるようになれば、損失の最小化利益の最大化を実現できます。

マネーマネジメントに関する優良書籍として、魔術師に学ぶFXトレード(ギャンやラリー・ウィリアムズの大胆な資金管理法について)、FX革命!(ラスベガス方式)がおすすめです。


マネーマネジメントの本質

現在の理論からいくと、個々のトレードにおいて取れるリスクは、口座資金の1〜2%ぐらいまでが限度のようですね。

100万円なら1、2万円までが損失の許容範囲ということになります。 これ以上のリスクを取ると、元本を回復できる可能性が低くなり、破産確率が上昇するということです。

口座をいかに破綻させずに元本を増やしていくか、そのためには今一つの思考法が必要になります。それは、

調子が悪いとき、最小に近いポジションサイズでトレードする。

調子が良いとき、最大に近いポジションサイズでトレードする。

この考え方は、ラリー・ウィリアムズの相場で儲ける法から学んだものです。 一般的なトレーディングの指南書には、調子が良いときはポジションサイズを増やし、 悪いときは減らすよう勧めています。ラリーとは逆ですね。

思うにこのやり方では、最悪のトレードにつきあたるときに大きなポジションを取ることになりかねず、 最高のトレード機会では小さなポジションしか取れない結果になると思います。

本当はトレーダーは逆のことをやりたいわけです。そこで問題なのは、どうやってトレードの好不調を見極めるかということ。しかし、長期的にリターンが見込める手法であろうと、個々のトレードがランダムな性質を脱却できない以上、それを見極めるのは至難に思われます。

対策は連敗するまで待つことです。連敗が明らかな不調のサインだとすると、いずれ上り調子になる地点に行き着きます。例えば、勝率5割のトレードでは、2回に1回は勝ちトレードになるはずであり、それが2連敗したということは統計的に次のトレードが勝ちになる可能性は、連敗を重ねるごとに高くなっていくはずです。

前述の本のなかでラリーは、

私が考えついた最適なアプローチは勝率40%のシステムにすら有効である。連続3回負けるのを待つ。その連続3回の負けに続くトレードでは2枚賭ける。そこで負けたら、次のトレードでは3枚にする。そのトレードで負けたら、4枚賭ける。これを続ける。トレードで負けるたびに1枚増やす。同様に、勝っている時は次のトレードでは1枚減らす。(中略)。連続3回の負け分、もしくは3回以上の連続負け分の埋め合わせができたら、このアプローチを停止して1枚に戻すことが重要である。

マーチンゲールほど過激ではないですが、ある程度資金量がないとできない方法ではあります。私はラリーの方法の応用を実践し、マネーマネジメントの本質をすこしは理解できた気がします。

ラリーはマーケットの魔術師 システムトレーダー編のなかで、「富を作りだすのは、システムではなくマネーマネジメントです」とさえ語っています。実際、常に同一枚数を賭けて利益が出ない手法でも、上記のようなアプローチを適用するとプラスにできるケースは意外に多いと思います。

すべては自分のトレードの勝率や損失幅・利益幅、その他の癖などを知るため、ブログでもツイッターでもノートでもなんでも良いのでトレード記録をつけることが大事です。私はトレードノートは簡易な形でも必ずつけるようにしています。

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2010.07.13