スキャルパーの適性
どれほどスキャルパーとして成功したいと思っていても、性格的に短期トレードに向いていないのであれば、それは無理だと考えた方がいいです。
スキャルパー(デイトレーダー)の最も重要な資質として、「柔軟であること」「状況を複雑に考えないこと」「直感的、感覚的であること」などがあると思います。さらに下記項目の多くが当てはまるなら、より短期トレーダーとしての適性があるといえるでしょう。
- 即断即決で状況判断が早い
- 手に入るかわからない大きな利益より、目先の小さな利益を好む
- 大損を何よりも嫌う
- したがって損切り(ロスカット)を躊躇なく迅速に実行できる
- ケチ
- 短気な性格
- 地道な性格
- 集中力がある
- トレードが好きで心から楽しめる
- ファンダメンタル分析よりテクニカル分析を重視する
- 相場情報(ニュース)に惑わされない
- 少ない情報(板・チャート等)でトレードできる
短所が長所に
短所を直すのではなく、長所を伸ばす視点で適性を判断してみてください。
反対に、自分が短所と考えていた性格さえも、むしろトレーディングにおいてはプラスに作用する場合もあるかと思います。
私の場合「大損を嫌う」心理が、せっかちで臆病な自分の性格からきているものだと感じ、その強すぎる恐怖心を克服しむしろ活かす方法として、スキャルピングがまさに合っていました。
投資家としての適性
投機家とは反対の投資家の適性を考えてみます。下記の項目が当てはまるなら中長期投資家としての適性があるといえるでしょう。
- 大損のリスクを冒してもあえて大儲け(ホームラン)を狙う
- 細かい事は気にしない
- テクニカル分析よりファンダメンタル分析を重視する
- 他の相場参加者(圧倒的多数派)と反対の事を考え、それを実行できる
「個別株」と「FX、日経225先物」
私が実践した感覚では、「積極的なスキャルパーは個別株のトレーディングが向いている」「慎重なスキャルパーはFXや日経225先物のトレーディングが向いている」と感じます。
個別株のスキャルピングとFXや日経225先物のスキャルピングの違いは流動性にあります。
個別株では、買いたいとき売りたいときに、必ずしも望ましい板の厚みがありません。そうなると、小口の注文では「安く買って高く売る」となるものが「高く買って安く売る」となってしまいます。
個別株という戦場は大口スキャルパーにとって相当不利になるでしょう。
2009.06.21