デモとリアル
トレーディングの成績は、デモ口座よりも現実のトレードのほうが悪くなる傾向があります。
これは人間の精神的・心理的なプレッシャーの有無の問題で、実際に自分のお金でトレードを始めたときの興奮や恐怖心というものは、トレーダーの判断を狂わせます。
例えばお金のことを考えると損失を確定する行為、損切りができなくなったり、含み益をあまりにも早い段階で利食ってしまうことになります。
私はトレード初心者にも経験者にもデモ口座で練習トレードをすることはすすめません。というのも、マーケットの魔術師【株式編】でマーク・ミネルヴィニが述べているように、デモ口座を経てリアル口座でトレードするとなれば
「 シャドーボクシングしかやっていない人間が、実際にプロのボクサーを相手にリングに上がるようなもの 」
だからです。
ただ、まったくのトレード初心者の方は、証券会社やFX業者のトレード画面やツールの操作に慣れるためにデモ口座を利用することは必要でしょう。
結局トレーダーにとって糧となるエッセンスは、リアルトレードの中にしかないということ。負けることが苦痛でも、失ったお金の分だけ何かを身につけていることを信じて(それはスキャルピングの場合は特に、感覚的な部分)トレーディングを継続していくことが大切だと思います。
2008.12.15