1000%の男
『1000%の男 ― 先物チャンピオンシップ奇跡の売買法』は、2001年に開催された「ロビンス−タイコム先物チャンピオンシップ」において1098%のリターンを上げて優勝したFairyさんと、665%のリターンを上げて準優勝した炭谷道孝さんのトレード日誌。
巻末には詳細な売買記録も収録されています。
日誌と売買記録を見ると、炭谷さんのほうはかなりシステムトレードの色彩が強いながらスキャルピングらしきトレードも多く、スキャルパーには参考になります。
一方のFairyさんのほうは、日誌に「サイン」という単語が時々出てくるため、システムを用いているのかと思いきや、読み進めるうちにほとんどのトレードを裁量でやっている印象を受けました。
【「柔」のFairyさん、「剛」の炭谷さん】といった印象です。
Fairyさんはブレイクアウトを利用したトレードで大きく利益を上げていたようです。2001年当時と現在の相場環境は大きく異なるとはいえ、このあたりトレンドが出やすい商品相場ならではと感じました。
商品先物市場のトップトレーダーたちの心理・思考が伝わってくる良書。
